こんにちは!
個人事業のWebマーケティングコンサルタント、間実夏(はざまみか)です。
WordPressを作る目的といえば、やっぱり集客する事ですよね。
でも、いざブログで集客しようと思っても、実際何を書いたら集客につながるのかよく分からずに、時間だけが過ぎてしまっていませんか?
ブログネタ探しに悩んでしまったり、書きたいと思った事を何となく書いてみたり、とにかく毎日投稿し続ける事を頑張っても、思うようにアクセス数が増えなかったり、あまり予約やお問い合わせには繋がらなかったり・・・。
私も起業初期は、どうやったらネットで集客できるのか本当に悩み続けたし、とにかく心が折れる毎日でした。
そんな私ですが、初年度から400名以上、3年間で累計1000名以上集客できるようになったのは、ブログ集客について徹底的に勉強したからです。
そこで、私がこれまでに実践してきた方法やコツ、ポイントなどを、ブログ集客で悩んでいる方向けに解説していきたいと思います。
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1.ブログ集客の基本
ブログを書いて集客するためには、3つの前提条件があります。
それは…
- どこで書くか
- 誰に向けて書くか
- 何を書くか
そして記事を書く上で、必ず抑えないといけない2つのことがあります。
それが…
- キーワード選定
- SEO対策
この基本が揃っていないと、どんなに良い文章が書かれていても、沢山の人に見てもらいたいと思っても、最大の集客効果は生まれない可能性が高いんです。
では、早速1つずつ解説していきます。
2.ブログ集客に必要な3つの前提条件
①どこに書くか
ブログといえば、アメブロやFC2、はてなブログみたいに無料で使えるものと、WordPressみたいにサイトを立ち上げて有料で運用するものと2種類あります。
少し前までは、アメブロなどの無料ブログでも集客できてたという人も多かったはず。
でも最近は、個人で起業する人や副業を始める人、アフィリエイターやブロガーがどんどん増えていくにつれて、競合や同業者もどんどん増えていき、今からみんなが使っているような無料ブログで集客しようとしても、沢山の情報に埋もれてしまって見つけてもらいづらく、簡単には集客できなくなっていると思います。
そんな状況の中、一方ではWordPressでサイトを作れば検索で上位にあげやすい、ホームページを作れば集客できると思っている人も多いようですが、実はそれも間違いです。
ポイントは、あなたのお客様に探してもらいやすい場所にブログを書くことです。
もしあなたのお客様になりうる人が、アメブロを使っている人が多いのであれば、アメブロの中でブログを書くことが一番見つけてもらいやすいし、GoogleやYahooなどの検索エンジンを使って情報検索をするような人がターゲットなら、ネットで検索されやすいメディアを選ぶことが、スムーズにお客様に見つけてもらう方法です。
②誰に向けて書くか
ブログって、その情報を届けたい相手が見えていないと見つけてもらえません。
たしかにブログを書く側にとっては、パソコンやスマホの画面に向かって文字を打つという作業の1つかもしれないけど、ネット上にはたくさんの情報が溢れていて、その先には必ず人がいます。
画面に映る文字は、誰かに何かを伝えるための情報伝達手段の1つだけど、そこには温度感や鮮度みたいなものがあって、万人向けの文章って、誰にも共感してもらえないし、興味も持ってもらえないんです。
恋愛で例えるなら、「僕、許容範囲広いから異性なら誰でもOKです!」って言って、色んな人にラブレターを配っているような人を好きになったり、お付き合いしたいって思いますか?
せっかくなら、ちゃんと自分のことを見てくれる人、わかってくれる人、興味を持ってくれる人がいいと思いませんか?
これはブログも同じで、仮に読んでもらえたとしても、「欲しい!」「買いたい!」と思ってもらって実際に行動してもらう事は、もっともっとハードルが高い事なんです。
だから、ちゃんと伝えたい相手のことを考えながら、文章を書く事がとっても大切です。
③何を書くか
ブログ集客でありがちなのが、その時々に思ったこと、感じたこと、書きたいことを書いて、最後に何かのセールスや募集記事を書いているケースです。
集客やセールスが目的のためのブログだから、告知や募集を書きたいと思う気持ちは分かります。
ただ、ここで一つ注意しないといけない事があります。
それは、ブログ集客とコンテンツマーケティングの違いです。
アメブロやSNSみたいに、個人間の繋がりがメインのメディアで、フォロワーや読者が何千人、何万人もいるという人なら、そこで集客したりものを売る事も可能かもしれません。
でも、WordPressのブログを使って、アクセス数を増やしたり集客したいのであれば、無料ブログやSNSと同じような書き方だと集客には繋がりません。
その理由は、検索されないからです。
WordPressに限らず、GoogleやYahoo!などの一般検索で見つけてもらうためには、検索ユーザにとって役立つ情報などのコンテンツ(記事)を書く必要があります。
これは検索側になって考えてみるとわかりやすいと思うのですが、私たちが普段ネットで情報検索する時は、何か困りごとや悩み事、解決したい事があって、その情報を知りたい時だからです。
読み手にとって役に立つ情報の記事を書いて、あなたのサイトや存在を知ってもらい、次に興味を持ってもらい、購入に繋げていく事をコンテンツマーケティングと言います。
そして、コンテンツマーケティングを行う上で欠かせないポイントが、キーワード選びとSEO対策です。
3.検索キーワードについて
一般検索からアクセス数を集めて集客に繋げたい場合、ターゲットとなるお客様が検索しそうなキーワードを調べたり考える必要があります。
お客様が知りたがっている事、興味を持っている事、抱えている悩みやそれに対する事例や答えなどを、1テーマ1記事で、なるべく分かりやすく簡潔に書きます。
そしてこの検索キーワードを決める上で、重要なポイントがあります。
それは、検索ボリュームについてです。
お客様はこんな悩みを抱えているだろう、こんな情報を知りたいはずと思ってキーワードを決めても、実際にはそのキーワードで検索する人はあまりいないかもしれません。
月間1000回検索されるキーワードと、10回しか検索されないキーワードだとしたら、1000回検索されるキーワードを選んで記事を書くほうが、アクセス数を増やせる可能性が圧倒的に高くなるのは一目瞭然ですよね。
そこで活用して欲しいのが、キーワードプランナーです。
キーワードプランナーを使うと、狙ったキーワードの検索ボリュームや関連キーワードなどが、一覧で調べる事ができます。
4.SEO対策の重要性について
更に、あなたの記事が検索結果のどこかに表示されているかによって、クリックしてもらえる確率は大きく変わります。
2017年にアメリカのインターネットマーケティング会社【NINJAS】の調査結果によると、検索1位で21%程度のクリック率、検索10位で1%程度のクリック率だそうです。
(参考サイト:https://www.internetmarketingninjas.com/additional-resources/google-ctr-white-paper.htm)
つまり、検索でトップページ(10位まで)に表示されなければ、どんなに頑張って記事を書いても、クリックしてもらえない(=見てもらえない)という結果になってしまいます。
だからこそ、感覚でネタを考えてブログを書くのではなく、きちんとキーワード調査をして、SEO対策までしっかり行わないとWeb集客は完結しないんです。
SEO対策には、内部SEO、外部SEO、コンテンツSEOの3種類があります。
①内部SEOは、Webサイト自体を検索上位にするための対策や設定のことで、詳しくはGoogleのサイトに説明が書かれています。
②外部SEOは、他のサイトで紹介してもらったり、いわゆる被リンクを集めるというものです。
③コンテンツSEOは、お役立ちコンテンツ(記事)経由でたくさん検索してもらい、サイト自体のSEOを上げていくというものです。
SEO対策をきちんと理解することは、Web集客を理解する事にも繋がります。
まとめ
Webで集客するためには、SEO対策に強い有料テーマを選ぶことや、ノウハウ、コツではなく、ユーザーに対する理解から始まります。
お客様に興味を持ち、お客様の事を理解し、お客様の問題解決のために何ができるかを考えて、情報発信する事がWeb集客の基本です。
最後まで読んだ方は、ブログで集客するって面倒で難しいって感じた人も多いと思います。
ブログで集客するということは、単純に記事を書いて投稿すれば良いわけではなく、キーワード選びから始まり、確率論で攻めていく、とってもロジカルなマーケティング方法の1つなんです。
それってつまり、やり方や書き方が分かれば、誰にでもできるっていう事でもあります。
そして、ブログ集客というと、文章力やセンスがある人が有利と考えがちですが、根本的な事は実はすごくシンプルで、検索ユーザーにとって必要な情報を分かりやすく伝える、たったそれだけなのです。
今日から始められるWeb集客方法、ぜひトライしてみてくださいね!