こんにちは!選ばれるサロン・教室を作るホームページ作成サービスのはざまみかです。
この前、ガイアの夜明けという番組を見ていたら、某有名なカレーのチェーン店を展開して成功している社長が、新たなインドカレー店を素材や味にこだわって試行錯誤を繰り返してメニュー開発をして、商品化するまでの一部始終についてをやっていたんですが、最後にレストランをショッピングモールにオープンしたのですが閑古鳥が鳴く状態・・・。
オープンしてまもないお店のため、番組は集客に苦戦した状態で今後の課題ですね・・・という流れで終わってしまうというなんともしっくりこない締めくくりだったんですけどね。
1つ目の事業が成功したからといって、新しい事業が同じやり方で成功するとは限らないですよね。
商品やターゲットが変われば売り方は変わる
私も会社員時代、数々の業界で営業という仕事をしていました。
ある時はIT企業、ある時は不動産業、またある時は生命保険・・・と、お客様層も、売っているものも、全然違う。
転職する前までは、トップクラスの営業成績を維持して自信満々で転職するんですが、新しい業界では商品知識を勉強するところから始まり、月1件の契約すら取れずに苦戦する事は当たり前にありました。
個人起業も同じです。
講師資格を取って意気揚々と教室の仕事を始めたものの、集客に関しては試行錯誤を繰り返す日々。
あれこれ一通りやりきって、無駄な行動と効果的な方法が分かって、常に満席の教室になる自動集客の仕組みが完成しました。
この流れを2年間継続させて、その経験を元に現在のWebコンサルの仕事を初めたんですが、教室集客とコンサルティングの集客方法や売り方は全然違うことに気付きました。
でも、コンサル業で様々な業種のWebコンサルや集客アップに関わり経験値を積んできた事で、確実に見えてきた事があります。
それは、商品が変わっただけで、売る仕組みの本質は何も変わっていないという事です。
モノを売るということは、お客様のニーズを満たす事が大前提です。
ターゲットとなるお客様のユーザーニーズにちゃんとアプローチできて、それを満たす事ができれば、モノを売ることはそんなに難しいことではないんです。
ショッピングモールにオープンしたカレー屋さんの集客
先ほどのカレー屋さんの場合だと、ショッピングモールという場所柄、子連れやファミリー層が多いのに、そこをうまく取り込めていない事が原因だと思います。
いくら素材や調理法にこだわって、そこを差別化としてアピールしても、ターゲットのユーザーニーズが満たされてないと食べるきっかけすらありません。
この場合、お店を選ぶ人は誰なのかを考えて、それぞれのニーズを満たす方法を考えます。
例えば子供に選んでもらいたいと思うなら、おもちゃを用意するとか、プレイスペースを用意するとか、お皿などのプレートを女の子、男の子ウケするものに変えるのも1つの方法かもしれない。
ママ達に選んでもらいたいと思うなら、コスパを重視した見せ方や、1皿で色々食べれるように少量で品数を多くしたり、ドリンクバーを用意したり、子連れでも入りやすいような空間を広めに取ったテーブルや椅子の配置などもいいかもしれない。
お父さんに選んでもらいたいなら、味や素材にこだわったり、レア感を出してみたり、おかわり自由や大盛り無料などボリュームを重視したり。
こんな感じで、取り込みたいターゲットに興味を持ってもらい選んでもらうための施策がないと、どんなに良いものでも素通りされてしまいます。
流行や情報の流れが早く、競合がどんどん出てくる個人事業のお仕事では、表面的なノウハウだけで集客し続ける事はすごく難しいと思うんです。
だからこそ本質の理解がとても大事だと思います。
まとめ
自宅教室や個人サロンの新規集客は、他の起業内容と比べて、単価も1万円以内と価格帯も高くないものが殆どなので、ポイントを抑えるだけで比較的工数をかけずに集客できるようになります。
教室やサロン経営・集客のために、ゼロから独学で経営やマーケティング、ネットの勉強をする事は膨大な時間が必要だし、その中で使える知識はごく一部しかないのですごく非効率。
もし集客して売る方法を知るだけで十分なら、コンサルティングというものを活用する事がお金と時間を無駄にしない賢い経営の選択じゃないでしょうか。