こんにちは!個人事業のWebマーケティングコンサルタント、間実夏(はざまみか)です。
ワードプレスには、無料テーマ・有料テーマ、国産・外国産と数え切れないほどたくさんのデザインやテーマがあります。
これからワードプレスを始めたいという人にとっては、このテーマ選びがもっとも時間がかかる作業の一つとも言えます。
そこで色々ありすぎて迷っている方に、テーマ選びの基本からWordPressおすすめテーマまで一気にご紹介します。
1 サイトの目的に合わせたデザイン
Webサイトを作る目的はみんなそれぞれですよね。
- 事業紹介や集客を目的にしたサイト
- ネットショップなど販売目的のサイト
- アフィリエイトなどブログが目的の人
- 会員向けのサイトとして運用したい人
WordPressはテーマによって、業種や目的に合わせたホームページを簡単に作ることができますが、ここではビジネスを目的とした場合によく使われるコーポレートサイトとブログサイトの2種類をご紹介していきます。
▼コーポレートサイトイメージ
会社案内や最新情報、メニューなどがメイン
▼ブログサイトイメージ
最新ブログやおすすめブログ一覧がメイン
▼イメージが掴みにくい方はこちらもどうぞ
会社やお店、サロンなど拠点がある業種の方は、トップページがコーポレートサイトの構成になっているテーマの方が使いやすいと思います。
講師やコンサルタント、フリーランスやアフィリエイターなど、情報メインのお仕事の方ならブログサイトで、編集やカスタマイズがしやすいテーマがおすすめです。
どちらのタイプのテーマを選んでも、HTMLやCSSの知識が少しあれば、トップページも投稿ページも好きなようにカスタマイズできます。
2 WordPressのテーマを選ぶ時のポイント
これからワードプレスを始める人がテーマを選ぶ時に意識するポイントはこちら。
- 日本語に対応しているか?
- モバイブル(レシポンシブ)に対応しているか?
- SEO対策しやすいか?
- カスタマイズできるか?
- HTMLやCSSの専門知識がなくても作れるか?
- 困ったときにサポートが受けられるか?
それぞれのテーマには、SEO対策に強いとか初心者向けなどの特徴がありますが、アフィリエイターさんやブロガーさん達に人気のテーマだと、便利な使い方やカスタマイズの設定方法、トラブル時の対処法の事例などがネット検索で簡単に探せると思います。
有料テーマは基本的に初期設定に関するマニュアルを提供しているところが殆どですが、中には分かりづらいマニュアルや、情報が少なくてマニュアルを見ても解決できない事がたくさんあります。
そういう意味でも、コードなどの専門知識があまりないワードプレス初心者には、有料テーマでネット上の情報が豊富(=利用者が多い)なテーマだと安心ですね。
3 WordPressのSEO対策について
ホームページを作ったら、やっぱり検索されたいし、アクセスも沢山増やしたいですよね。
特にお仕事用にサイトを開設しようと思っていたら、ネットで集客したりお問い合わせを増やす事が目的だと思います。
WordPressは基本的にSEO対策しやすい作りになっていますが、ただWordPressでホームページを作っただけでは検索に強いサイトにはなりません。
「じゃあ、SEO対策って具体的にどんなことをすればいいの?」という方向けに、まずはGoogleが出しているSEO対策のガイドラインをご紹介します。
【SEO対策ガイドライン】
(参照:https://support.google.com/webmasters/answer/7451184)
- サイトがGoogleにインデックスされている事
- ホスティング、リダイレクト、エラーページの適切な表示対応
- キーワード調査
- 特定分野のマーケットや地域に関する専門知識
- 分かりやすいタイトルをつける
- Metaタグを設定する
- サイトマップの作成とサイトの階層化
- パンくずリスト
- 分かりやすいURL
- SSL化対応
- 質の低いページをインデックスさせない設定
- 内部リンクと外部リンクの強化
- Webサイトの宣伝
- モバイル対応
- 画像最適化などサイトの負荷を減らして表示スピードを向上させる
- 検索のパフォーマンスとユーザーの行動を分析する
- Google(とユーザー)がコンテンツを理解できるようにする
・・・とまあ、検索で上位表示させるためにはこんな事が必要なのですが、少し専門知識が必要になってくるので、Webに詳しくない人やあまり手間をかけたくないという人はSEO対策に強いテーマを使用するのが手っ取り早い解決策です。
SEO対策に強いテーマというのは、最初からGoogleに見つけてもらいやすい構造設計になっていたり、読者が読み進めやすい仕様になっていたり、エディター(吹き出しやボックス、ボタンなど)が豊富だったり簡単に使えるものが多いです。
4 無料テーマと有料テーマの違いは?
テーマを選ぶ時、無料テーマか有料テーマで迷う人も多いと思います。
そこでそれぞれのメリットをまとめてみました。
- お金がかからない
- 気に入らなかったら気軽に変更できる
- 種類がたくさんある
- デザインがおしゃれ
- HTMLやCSSの知識がなくてもカスタマイズしやすい
- 設定手順などマニュアルが充実している
- サポートがある
- SEO対策しやすい
単純に見て有料テーマの方がメリットも多いのですが、集客を目的としたホームページを作りたい人には有料テーマがおすすめです。
有料テーマには、初心者でもSEO対策しやすい設定や機能が充実しているし、カラーやフォントなどのちょっとしたカスタマイズも色々な種類が選べたりと使い勝手が良いところが特徴です。
一方、無料テーマの場合だと出来ることの制限も多く、専門知識がないと納得のいくサイトは作れない傾向にある事から、本来の目的である集客するWebサイトを作成することよりも、ホームページを完成させる事に時間がかかり、それだけで疲れてしまう人もたくさんいます。
専門知識がある人や、時間に余裕がある人なら無料テーマから始めて少しずつ好きなサイトに作り込んでいくことは十分可能ですが、それでも有料テーマの購入が不安な方は、Lightingなどのように無料で使えるテーマから始めて、必要に応じて有料版にカスタマイズできるテーマもおすすめです。
5 業種別で探すWordPressテーマ
どんな業種や目的でホームページを運用したいかによって、最適なテーマ選びから集客効果まで変わってきますよね。
そこで業種別で探したい人はどんな点を意識すれば良いのかについてまとめてみました。
▶︎お店やサロンなど拠点がある業種の人なら・・・
トップページに地図や営業時間を表示したり、予約・お問い合わせのボタンが見やすいテーマがおすすめです。
▶︎法人のお客様が多い企業や士業のお仕事なら・・・
トップページが見やすい構成になっていて、情報が見やすく、きちんとした印象を与えるようなテーマがおすすめです。
▶︎美容やファッションなど女性をターゲットにした業種なら・・・
見やすいレイアウトでありながら、写真や動画などの画像をたくさん見せられるようなトップページや、カラーやフォントがコンセプトに合わせて柔軟に変更できるテーマがおすすめです。
▶︎アフィリエイターやブロガー、講師・コンサルタントなど情報メインのお仕事なら・・・
ブログを見やすく工夫できるような見出しのカラーやデザインが柔軟に変更できるものや、ボックスやボタンなどの種類が豊富なものがおすすめです。
おすすめテーマは、OPEN CAGE、JIN、Emanon、THE THOR
6 まとめ
テーマを選ぶ時に参考にしてほしいポイントはご紹介した通りですが、やっぱり最終的には自分の好みに合ったデザインを選ぶことがサイトを運用していく上で一番大事なんじゃないかなと思います。
ちなみに少し手間やお金はかかりますが、無料から有料に、有料から有料に・・・など、テーマはいつでも自由に変更できるので、まずは気に入ったテーマを入れて色々触ってみることが一番です。
特にトップページは一番沢山見られるページになると思うので、トップページのレイアウトや雰囲気で気に入ったテーマも出会えるといいですね!