こんにちは!選ばれるサロン・教室を作るホームページ作成サービスのはざまみかです。
普通は会話をする時、頭に浮かんできた言葉をそのまま口に出しますよね。
でも、もし会話の先に意図があったら・・・?
お願い事をしたい時、物を売りたい時、どうやったら相手からYesの返事を引き出せるか。
そんな魔法の言葉があったらいいと思った事はありませんか?
言葉は使い方次第
会話や発言は自由。
でも、結果として伝えたい事が相手に伝えられなかったり、
相手に誤解されてギクシャクした関係になったり、
思い通りに物事が進められなかったりします。
それに、言いたい事を言わずにそのままにして心の中にため込んでしまうと
ずっとモヤモヤしたり、ストレスを抱えたり・・・。
小さなモヤモヤが積もりに積もっていくと、人間不信や対人恐怖症になってしまう可能性だってあります。
特に営業や販売のお仕事の人にとっては、会話の主導権をどちらが握るかによって、交渉の結末を大きく左右します。
会話で悩みを抱えている人は結構沢山いるらしい
- 「何を言いたいのかよく分からない」と言われことがある。
- 話してる途中で何を言いたかったのかよく分からなくなってしまう。
- 会話がかみ合わない。
- 上司やお客さんに説明するのが苦手。
- 普通に話してるだけのつもりが相手を怒らせたり、不快にさせてしまった経験がある。
このように話す事が苦手という人の殆どが、過去にこのような経験をしたことをトラウマに感じていたり、言葉による失敗経験や嫌な経験をしたことが起因しているケースが多いのではないでしょうか?
話し上手は聞き上手?
実は日本人の約7割が会話やコミュニケーションが苦手と感じているそうです。
日本人はよく聞き上手って言われますが、会話は聞く事と話す事の両方が必要。
聞くだけでも、話すだけでも、良好な関係は作れない。
他人とのコミュニケーションには会話力が必要なんです。
会話力=聴く力+伝える力
この会話力、元々持ったセンスや頭の構造、男女の違いなどの問題ではなく、単に会話に慣れていないからじゃないのかな?と思います。
私達日本人は子供の頃から、人の話を聞く事をメインに教育を受けてきたと思います。
- 親のいう事をちゃんと聞きなさい。
- 先生の話をちゃんと聞きなさい。
- 静かにしなさい!
- 余計なことは言わない方がいい。
- 授業中は静かにしましょう。
そんな私たちが、突然話し上手になるというのはとても難しい事。
でも、要は伝え方だけの問題なのかな?とも思います。
伝え方にはコツがある
お願い事や頼み事がある時など、ここぞ!!という時には、伝え方のコツを意識して話すようにしてみよう!
1.結論から先に話す
文章の構成には起承転結や序破急などが一般的。
でも人を惹きつける会話や文章には、結論が先に来る逆三角形法の方が効果的。
逆三角形の会話法というのは、結論→説明→補足の順で、新聞の記事などでよく見かける書き方です。
まず最初に結論を伝える事で相手の興味をひくこともできるし、相手がその話に興味があるか反応も見れる。
あと、よく話したい事の道筋がそれたり、話しているうちに何を言いたかったか忘れちゃう人にもおすすめです。
2.お願い事がある時は相手にメリットがある話し方をする
一方的なお願いってしづらいですよね。
さらにお金が絡むような内容だともっと言い出しづらい。
そんな時は、相手が喜ぶ交換条件や付加価値を提示しながらお願いを絡ませてみると、結構高い確率でYesの返事をもらえるようになります。
3.選択肢を提示しよう
他人に何かを決められる事が嫌いな人って結構沢山います。
特に営業やお店の店員さんに商品を売られそうになると、途端に警戒心が強くなったりします。
そこで利用して欲しいのが選択の自由です。
例えばよくあるのが、お店の店員さんが「Aはいかがですか?」というケース。
この話し方は、無意識に「Aを買う」か「買わないか」の選択を提示している事になります。
人は何か比較するものがない状態で一方的にモノを勧められると、決断できない事がよくあります。
選択肢のある話し方というのは、「AかB、どちらがお好みですか?」という提案の仕方。
このように限定された中であっても選択の自由がある事で、自分で比較検討して決めた!というように無意識に納得してしまいます。
4.感謝の気持ちを先に伝える
人はありがとうとか、〇〇さんのおかげで・・・というように、先に感謝されたりほめられたりするとNOと言いづらくなってしまう傾向が強いんです。
あなたはトイレで、「いつもきれいに使ってくれてありがとう」と書かれた張り紙を見かけたことはありませんか?
これは「トイレを汚さないでください」とか「トイレをきれいに使ってください」と書くよりも効果的と言われています。
このように伝え方のコツは色々ありますが、相手に気持ちよくYesと言ってもらえるためにはどういう話の仕方をすればいいのかを真剣に考えてみる事は、相手に対する思いやりや配慮でもあり、考えた分相手の心に響いてくれる事と思います。
言葉を上手に伝えられるようになると・・・
あまり家事を手伝ってくれない旦那さんが自ら進んで育児や家事を手伝ってくれるようになったり
反対されるかもしれないお願い事や頼み事がある時にYesやOKの返事がもらえるようになったり
お客さんに「私もそれ欲しい!」「それ買いたい!」と言ってもらえるようになったり。
きっと人と話す事が今よりもっと楽しくなって、仕事もプライベートも人間関係に対する苦手意識は減らせるのではないでしょうか?