こんにちは!女性起業のWeb集客コンサルタントのはざまみかです。
先日、ブログ集客についてのご相談を受けていた時、こんな話題になりました。
「自己開示ブログって書いた方が良いんですか?」
私なりの結論から言うと、
「書かないよりは書いた方が良い」(←どっちだよ!)
だってね、ネット上の公の場での自己開示とかって、かなり勇気が必要だったりしませんか?
特に本名でお仕事している人は、家族や友人だけじゃなく、そんなに仲の良くない人や、もし嫌いな人がいたらその人にも見られる可能性があるし、知られたくないこととか、恥ずかしいこととか、色々あるだろうし。
それに、自己開示ブログを書いたからといって、商品やサービスがバンバン飛ぶように売れるようになるわけではありません。
だから一概に、「絶対書いた方が良いよ!」とか、無責任なことは言えません。
じゃあ一体なんのために”自己開示ブログ”というものがあるのか?
ブログやSNSで自己開示をすることは、ビジネス上では共感や信頼を得るためと言われています。
でも、正直この方法をやっているのって女の人がほとんどじゃないですか?
あとは、女性をターゲットにしたビジネスを展開している男性や、心理学関連のお仕事や、コーチ・コンサルタントの仕事をしている人くらい。
男性が個人起業を始めたり、自営で仕事をする場合、学歴や経歴、実績など一般的なプロフィール情報は出してても、過去の事とか色々さらけ出した自己開示をしている人ってあまりいません。
でも女性をターゲットにしたお仕事をされている方や、あなた自身が持つ知識や経験、スキルなどが商品の場合で、高額商品になればなるほど、自己開示ブログを書く事で、商品がサラッと売れるようになります。
それは、女性が共感する生き物だから。
女性は相手が弱味や打ち明け話をしてくると、一気に心を開いたりします。
そして、守ってあげたい、助けてあげたい、力になってあげたいと思うんです。
更に、相手の自己開示をみて、自分と何か共通点があると、警戒心が無くなり、自分も自己開示したくなる心境になります。(←返報性の原理と言います。)
女性は生まれ持った本能から、特別意識しなくても、自然とこの行動や心境になってしまうんです。
▼こちらもお勧め
「女性脳or男性脳で違う!営業が苦手な人でも成約率を簡単に上げる方法」
どっちが人間的に魅力を感じる?
例えば個人起業でプロフィールを書くなら、人目を引くような華々しい経歴や資格、肩書き、受賞歴など、カッコよくスマートな方が美しいかもしれない。
でも、応援したくなったり、共感したり、心が突き動かされるのは、きっと生身の人間らしさが垣間見れるプロフィールなんじゃないかなと思うんです。
辛い過去だったり、心の葛藤だったり、何かと戦っている姿や、苦難を乗り越えた経験。
そういう人間らしい部分が、ブログという活字の世界にも必要なんだと思うし、それがあなたから物を買う動機になったりします。
ネット主流の社会になっても結局やっぱり、「何を買うかじゃなくて、誰から買うか」なんですよね。
そもそも、大手や知名度の高い大企業以外の商品って、基本的に信頼性とかゼロ、もしくはマイナスと言ってもいいくらい怪しいものです。
なんでそう思うのかというとね、私、昔、無名の不動産屋で働いてた時があって、営業電話をすると、何度も社名聞き返されて、「そんな会社、聞いた事ないし怪しい!」ってよく言われました。(本当に怪しい会社なんですけど)
さらに、長年の友人達でさえも、私が怪しい会社に入った事で、自分も何か営業や勧誘されたり、被害を被るんじゃないかと避ける人たちもいました。
これは、保険の営業をやっていた時も同じでしたね。
まだ20歳くらいで、自分も周りも若かったし、お金もそんなになかったから月々の支払いとか負担だし、保険とかまだ必要ないでしょって感覚の人の方が多かったから、みんなで集まっても、私の仕事の話とか極力触れないように避けられていたのを感じたことが何度もありました。
私、友達に営業したことがないのも、友達に営業をすることが苦手というか嫌いなのも、この頃からのトラウマがあるからなんだと思います。
だから、ネットで知らない人で、必要としてくれる人だけが買いに来てくれるネット集客というものが大好きなんだと思います。
ネット集客の方が、押し売りもしないし、興味のない人に営業したり勧誘することも絶対にないし、変に安売りしたり、過度な気遣いをすることもなく、ストレス無く、いや、むしろ気持ちよく仕事ができるので!
おっと、話が脱線したので元に戻しますね。
全く知名度も信頼度もない個人起業の人が、ちょっと資格を取っただけとか、ちょっと人より詳しく知っている、ちょっと得意だと思っている位の商品やサービスに対して、何万も払う人がいると思いますか?
逆に、あなただったら買いますか?
絶対買わないですよね。
お金に余裕があっても、きっと買わないと思います。
なぜなら、買う理由が無いから。
欲しいと思わないんです。
商品に魅力を感じないんです。
というか、商品の中身が不明確すぎるんです。
今時、福袋でさえも、中身が全部わかっているものが売られている時代です。
そんな時代に、ネットで知らない人から情報やサービスという商品を買うんだったら、返品交換や保証もないんだし、本当に買う価値があるものか知りたいし、自分が必要なものを間違いなく提供してくれるのか、買うとしてもあなたから買って損は無いかを見極める材料が欲しいんです。
知らない人に物を売りたいなら、まずはあなたの人間性に信頼や魅力を感じてもらい、専門性や言葉を信じてもらい、あなたから欲しいと思ってもらう必要があるんです。
そのために、自己開示ブログというものを上手に取り込んでみるといいと思います。
私が自己開示ブログを書いて良かった事と悪かった事
私は、このホームページを開設した当初、誰に言われたわけでも無いんですが、まずは自分がどういう人間なのかを知ってもらうことが最初にやることだと思って自己開示ブログをひたすら書いていました。(←15年の営業歴で自然に身についた習慣の行動)
このホームページを開設してからちょうど1年位経つのですが、さっき解析ツールを調べてみたら、累計6000人(2019年5月時点)以上の人が私のプロフィールページを閲覧しているようです。(恥ずかしいっ!)
私の場合は自己開示って言っても、そんな大した過去もないので、基本的には自分の意見や考え方、思考といったものが殆どですが、中には冷ややかな目で見る人もいます。
アンチな意見もあります。(時々送られてくる)
哀れに思っている人もいると思います。
痛いと思ってる人もいるかもしれない。
でもね。
たった1人でも、私の経験した事や考え方、私が書いた言葉で、辛かった心がほんの少しでも軽くなれたり、私だけじゃないんだって、劣等感や悲観的になりすぎなくたって、自己嫌悪に陥りすぎなくても、明るく堂々と生きてる人もいるんだって思って、元気になってくれたらそれでいいと思ってるんです。
私よりも不幸な人がいるんだなーくらいで見てくれても全然いい!
私が作ったこのホームページというメディアは、全て私の世界観で作られてるから、アメブロとかみたいに、興味のない人でも目に入ってしまう場所で発信してないし、興味の無い人が色んな記事を見る事もないはずなので。
私は自分の考えや行動が、模範的だと思って、自信を持って書いているわけではないんです。
ただ、私はこう思うという事を書いたり、実際に経験してきた事が事例として分かりやすいかなと思ったら、書いているだけです。
じゃないと、ただのセールスブログと日常の日記だらけになってしまうし、お役立ちコンテンツだって、ただの解説記事になってしまう。
そんなの、私よりもっともっと詳しい専門家やアフィリエイターやブロガーの記事を読んだ方が、ずっと丁寧で分かりやすく書かれていると思います。
でも私は私なりに、自信を持って、プライドを持って、この仕事をしています。
私なりに、私の言葉で、私が伝えたい人に向けて、なるべく分かりやすく、読みやすく、理解してもらいやすい文章を、下手なりに一生懸命考えて、ブログやメルマガを毎日書き続けています。
さいごに
始めにも書いたように、自己開示ブログは書かなければ売れないわけでもないし、絶対じゃない。
リスクもあると思うので、必要だと思った人だけ書いてみるといいと思います。
私は自己開示ブログを書けば書くほど、過去に持っていた劣等感や嫌いだった恥ずかしいと思っていた自分を客観的にみることが出来たり、あの過去があったから、今の自分があって、この仕事に繋がったんだって気付くことも出来ました。
・・・とはいえ、誰にでもみられてる場所で、あれこれ本音を書き綴るのは、内容によってはリスクも抵抗もあるので、思いっきり本音や裏話については、基本的にメルマガで書くことにしています。
この記事が、自己開示ブログを書こうか悩んでいる人にとって、ちょっとでも参考にしてもらえたら嬉しいです。
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